先輩教えて!
けんひろのこと
- インタビュアー
- りほ
- インタビュイー
- Kくん
Kくん
保健福祉学部
作業療法学科1年
(広島市立舟入高等学校 出身)
- インタビュー日
- 2021.3.17
日々感じる母の偉大さ
- りほ
- 早速インタビューを始めていきたいと思います。
まず勉強面や生活面において、入学して気づいたこと、思ったことがあれば教えてください。
- Kくん
- 勉強面では、授業だけでは足りないというのが正直なところです。努力次第という感じですね。生活面では、一人暮らしを始めてやはり母の偉大さをひしひしと感じます。
- りほ
- なるほど。具体的には、どのようなところでお母様の偉大さを感じてるの?
- Kくん
- まず、朝起きれない。(笑) 朝起きて、朝ごはんつくって、さらにお弁当もつくって…ってやっていた母はすごいなぁと思ってます。
- りほ
- そうですね。私のお母さんもいつもお弁当をつくってくれているので、感謝ですね。勉強面の方で言ってくれていた、「授業だけじゃ足りない」っていうところについては、Kくんは授業以外に何かしてるんですか?
- Kくん
- 実際に十分にはやれてはないですねぇ。やってはいるんですけど、家にいると上手い具合に進まないですね。
- りほ
- それはオンラインだからっていうのが大きいのかな?
- Kくん
- そうだね、それは大きいね。まぁそれを言い訳にしてるんですけど…?
先生や友人との距離感が難しい
- りほ
- 次に、入学する前に「こういう感じの大学生活なのかな」って思ってたものと、実際に入学してみてからのギャップみたいなのがあったら、ぜひ教えてください。
- Kくん
- もうちょっと先生と親身にね、ぺちゃくちゃ喋れるような感じかなと思ってたんですけど、(オンラインが多いので)まだ距離感じるなぁと思いますね。
- りほ
- それは授業とかでっていうことかな?
- Kくん
- 授業もですし、授業以外の時間もですかね。サークルとか、友人とまではいかないけど、そういう近しい間柄になると思ってたんですけど、なってないなと。そもそも顔も分からない、声も知らないって人も多いなという感じです。
- りほ
- それ分かる!私も、まだ先生の顔と名前が一致しないな。コミュニケーション障害学科はオリエンテーションが後期の終わりぐらいだったから、1年生も終わるってなって初めて、「前期のあの授業の先生ってこの方だったんだ!」とか、「あの声の主はこの方だったんだ!」みたいな感じだったよ。(笑)多分、先生方も同じ状況だったんじゃないかな…。
先生とはあまり距離が…ということだったけど、友人関係とかはどうですか?
- Kくん
- 友達は出来づらいね。もうちょっと友達欲しいな。(笑)
- りほ
- やっぱり、普段オンラインだから実際には会えないし、関わりづらいなっていうのがあるのかな?
- Kくん
- うん。じゃけぇ、オンラインダメなんよ!って俺1年間ずっと言ってきた!(笑)
学べんし、人との関係作れんし、病むし…俺にはオンラインは合ってないね。
- りほ
- 私は(実家)通い勢だから、なおさら友達が出来づらくて困ったなぁ…
- Kくん
- そうよね、通い勢はもっと大変よね…?
せっかく教科書を買ったんだから、しっかり使おう!
- りほ
- では次にこの1年間の大学生活を振り返って、勉強面でも生活面でも良いので、「これ失敗したなぁ」とか「新入生の人、これ気をつけて!」みたいなことがあったら教えてください。
- Kくん
- 失敗かぁ…僕は教科書をあんまり使わんかったっていうのが失敗かなって思ってて。なんかあんまり「教科書開いて」とか言われないじゃないですか、オンライン授業って。だから、もらった資料とか授業で先生が表示してくれるパワーポイントとかを見ながらやってたから、今振り返ると全然教科書を使ってないなっていう授業もあるんですよ。なので、せっかく教科書を買ったんだったら、授業前の予習として読んだり、授業以外の時間に読んだりして、もうちょっとしっかり教科書を使えたら良かったなと思います。
- りほ
- なるほど、ありがとうございます。意外とあんまり「教科書見て」とか言われないし、先生がオリジナルでそれぞれ作られてる資料とかがあるからね。私はもう、それが教科書みたいになっちゃってる部分はあって。でも、いざテストになったら「教科書の…」って言われてて、テスト前になって初めて教科書みた!みたいな感じの時もあったなぁ。
- Kくん
- そっか、俺まだテスト未経験じゃけぇなぁ…
オンラインでのアンケート形式のテストはあったけど、実際に大学に行ってやるっていうのは全くなかったね。
- りほ
- あ、そうなんだ!じゃあこれも学科によって全然違うね。ありがとうございます。
将来は障害を持つ子どもたちに作業療法を
- りほ
- 次に、将来の夢ややりたいことについて聞かせて下さい。
- Kくん
- あんまりこれ!とは決まってないんだけど、障害を持つ子供たちを相手に、作業療法をしてあげたいなと。ちょっとでも、その人らの今後の人生が広がるというか、その人たちの未来を広げてく仕事をしたいなと思ってますね。
- りほ
- ありがとうございます。やっぱり作業療法士として何か貢献したいっていう想いがあるんだね。私も職種は違うけど、Kくんと同じく小児分野に興味があるんよ。一緒だね!
- Kくん
- 一緒か!頑張ろうね!
- りほ
- うん、頑張ろう!
ゲームをするのも大事な息抜き
- りほ
- 1日のスケジュールを教えてください。
- Kくん
- 朝はできるだけ7時には起きようとしてるけど、だいたいそれよりも遅くなっちゃうんです。(笑)1限目が無い時は、料理とかたまーにするけど、ほとんどが夜作り置きしておいたものを食べますね。そこから1限目から授業がある日は授業を受けて、授業が無い日は買い出しとか、ゲームして時間をつぶしてます。昼食の後は、授業がある日は授業、授業が無い日はゲームしてますかね。授業が終わったら、バイトがある日はバイトに行ったり、バイトが無い日はゲームしたり…(笑)
俺も「ゲームしたり」っていうのイヤよ!もうちょっと充実した生活を堂々と言いたいけど…ゲームしかしてないから仕方ない(笑)まぁ、たまにギターの練習をしたりとかして、夜になったらお風呂とかやることやって寝ます。
- りほ
- これって男子あるあるなのかな…?男子ってゲームしがちだよね(笑)
- Kくん
- だってやることなくない!?(笑)
- りほ
- これまでインタビューしたけんひろ女子は、結構「勉強してます」って子が多かった印象かな。
- Kくん
- 偉いなぁ…勉強しようってなっても、結局はボーっとしちゃうからなぁ。時間ムダにしちゃうのよね。言わないだけで、絶対みんなゲームやってるよ!(笑)
倍率だけであきらめないで!
- りほ
- 高校生の皆さんへ向けて、入試についてのアドバイスがあればぜひお願いします!
- Kくん
- 俺は前期落ちて、後期で入ったんだけど、後期が絶望的な倍率だったんよ。もう絶望しとったんじゃけど、それでも俺は合格できたから、最後まで諦めずに自分を信じて頑張ってください。
- りほ
- ありがとうございます。ちなみに、後期って試験内容はどんな内容なんですか?
- Kくん
- センター試験の点数と、俺の時は面接だけでした。だからめっちゃ怖かったっす。(笑)
- りほ
- 確かに…もうセンターの点数は変えられないもんね。
- Kくん
- そうなんよ。しかも、倍率が確か2桁くらいだったから…?
お米を炊くか炊かないか
- りほ
- 最後に、記事を見て下さっている方へ向けてメッセージをお願いします!
- Kくん
- そうですね…放課後とかにご飯に誘われることもあるから、米を炊く予約をして授業に行かないで下さい!(笑)
- りほ
- はい、ありがとうございました!
インタビューを終えて
Kくんのインタビューでは、現役のけんひろ生ならではのエピソードを赤裸々に話してもらいました!
私自身、これまでのインタビューの中で1番笑わせてもらったような気がします(笑)
特にオンラインという環境だからこその悩みは、お互いに話が尽きませんでした…
来年は対面授業も友達も増えますように!!
インタビューを受けていただき、ありがとうございました?