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第2クオーターの化学実験は、言われた通りに操作するのではなく事前に手順書を作成してもらいます。手順書はプロトコールとも呼ばれ、予め使用する器具やどのような操作をするのかフローチャートのように書いたものです。
学生の皆さんには事前学習動画で操作を学びながらプロトコールを作成してもらいました。プロトコールは実験中の唯一の道しるべになります。本日は溶液調製がテーマでしたが、プロトコールを頼りに間違うことなく定められた濃度の溶液を調製できましたか?
実験器具の規格が分からないとプロトコールを作成するのも難しい部分もありますよね。たとえば、8.7 mlの濃塩酸を取るのに全量8.7 mlのホールピペットはありませんから、メスピペットを使うことになります。
次回以降は、今回調製した溶液を使って実験していきます。ちゃんと調製できているといいですね。
化学実験担当:環境科学コース教員