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今回は少々盛りだくさんの内容でした。操作が複雑になってきても、皆さんの作成したプロトコールを頼りに進めましょう。今回はpH測定と次回の中和滴定に向けた準備でした。
まず、前回用意した3種類の濃度の塩酸についてpHメーターを使って測定を行いました。塩酸は強酸ですから、塩酸の濃度イコール水素イオン濃度になりますよね。水素イオン濃度の逆数の常用対数をとったものがpHです。3種類の塩酸の濃度がどれほど正確に調製できていたか、pHから判断できます。
次回の中和滴定の準備として水酸化ナトリウム水溶液の標定も行いました。標定はなぜ必要なのでしょうか。今一度、水酸化ナトリウムの特性を復習しておきましょう。
化学実験担当:環境科学コース教員