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10月27日(日)に、大久保智司先生(東北大学?特任助教)をお迎えして、「参加する科学 -地球温暖化に挑む-」という演題でご講演いただきました。当日の参加者は42名で、白楊祭当日の開催ということもあり一般の方に多く参加いただきました。
大久保先生からは、地球温暖化効果の一酸化二窒素(N2O)というガスを減らすための微生物をさがすプロジェクトについて、微生物の探し方や、どういうところに「地球冷却微生物」がいそうかという研究の進捗をご講演いただきました。大久保先生は講演会前日の10月26日に、市民の方々のご協力を得て県内4カ所で土壌の採集をされていて、ご講演ではさっそくその様子も紹介されていました。また、ご講演後には、実際にキャンパスの土を採集する体験会も行われ、本学の学部生や一般参加の高校生が土壌やガスの採集をしました。どのような結果が出るか、楽しみですね。
大久保先生、お越しくださった皆様、ありがとうございました。
庄原キャンパスでは次年度以降も、様々な分野の第一線の研究者の方をお招きしての講演を企画しますので、ぜひご参加ください。