本文
ひろしま地域食材について学ぶ学生が,体験の様子をレポートしました。
公衆栄養学研究室の学生が,12月11日に井口漁港で行われたワカメの種付け体験に参加しました。
ワカメの種(芽胞体)はタコ糸に付着させて育成されます(種糸)。今回は長さ1.5mの種糸を,太いロープに巻き付ける作業を行いました。このロープを井口漁業協同組合の方が井口の海へ吊るし,ワカメを育てて下さいます。
ワカメの種は1cm満たないくらいとても小さく,タコ糸にびっしりと付いていました。太陽の光や海の養分によって,2カ月で50cm以上,ロープ1本につき3~5kgのワカメが育つそうです。商品として販売されているワカメしか見たことがなかったので,養殖の過程を体験させていただき,食材への理解が深まる貴重な経験になりました。
2月には,ワカメの刈り取り作業をさせていただく予定です。成長したワカメを収穫する日が待ち遠しいです。
種付けの様子 ワカメの種糸
種糸をロープに巻き付けています
この学生の取り組みは,ひろしま地域食材PR推進事業(ひろしま地産地消推進協議会)により行っています。