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所属:保健福祉学部保健福祉学科看護学コース 職位:講師 学位:博士(看護学)
研究室:県立広島大学三原キャンパス3416号室
E-mail:karikawa@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/mari0331
研究室Web:/site/kenkyu-shoukai/karikawa.html
在宅でがん療養者を看取る家族への訪問看護支援について研究を行っています。
在宅でがん療養者を看取る配偶者の介護体験の肯定的な意味づけを促す訪問看護の評価尺度の開発,在宅がん療養者の配偶者の肯定的な介護認識に着目した訪問看護師の教育プログラムの開発,在宅終末期がん療養者の看取り体験を意味づける遺族への支援プログラムの開発,学生の在宅看護実践力向上を目指したシュミレーション教育
?在宅でがん療養者を看取る配偶者の介護体験の意味づけやそれらを支援する訪問看護師の看護支援について研究(配偶者やそれらを支援する訪問看護師へのインタビュー調査,訪問看護の評価尺度の開発,訪問看護師への教育プログラムの開発)することから,訪問看護の評価尺度や教育方法を開発することを目的としています。
?訪問看護師に求められる新卒看護師の在宅看護実践力を研究(訪問看護ステーション管理者および新卒訪問看護師への調査)することから,シュミレーション教育を取り入れた自立学修を支援する訪問看護学習支援方法を開発することを目的としています。
国の施策において、在宅での緩和ケア?終末期医療が進められてきている一方で、在宅死亡率は減少しています。国民の意識調査では、終末期の療養場所の希望として、自宅で最期まで療養したいと回答した人は約1割にとどまり、7割近い国民が実現困難としています。その理由には、急変時の対応に関する患者や家族の不安、家族介護者の負担があげられ、在宅療養の進まない要因にもなっていると考えられます。これらの背景から、主に在宅でがん患者を介護する家族、遺族に焦点を当てた看護支援について研究を行っています。
在宅でがん患者を看取る遺族の複雑性悲嘆の予防を目指し、家族の介護中から死別後における介護の肯定的な認識に着目した訪問看護師への教育プログラムの開発に取り組んでいます。終末期がん患者とその家族?遺族への訪問看護支援に取り組んでいらっしゃる訪問看護ステーションとの共同研究を行いたいと考えています。
看護師 保健師
終末期がん,訪問看護,遺族,支援プログラム,在宅,看取り,意味づけ,グリーフケア