本文
生命科学科は,生命現象,遺伝子,たんぱく質について学ぶ「応用」や,人体機能,またバイオテクノロジーと関連が深い「食」について,主に学びます。 環境科学科は,環境分析や環境保全,環境修復技術等を主に学ぶものです。
両学科は人間生活の向上,持続可能な社会の構築等において,密接に関連するものであり,双方連携しながら幅広い視野を持った人材の育成に力を入れています。
生命体の神秘を解き明かし,バイオテクノロジーの可能性を広げる。
自然を愛し,人を愛し,環境共生のテクノロジーを発見する。
食料?環境に関連する地域に根ざした高度な研究と多様な地域課題解決に貢献する人材を育成する知的拠点
生命環境学部 学部長 荻田 信二郎
県立広島大学生命環境学部は,広島県北部唯一の4年制大学として,豊かな自然に囲まれた環境の中で,地域を学びのフィールドとして「医療や薬品の開発,健康の維持や促進,食料生産や食の安全性,環境の保全や修復,環境分析などの分野に貢献できる人材を育成すること」を目標にしています。
そのため,「問題を科学的な方法で思考?判断する能力を有し,問題を解決するために必要な知識と技能を有し,情報を発信する能力と表現力を兼ね備えていること」を到達目標にしています。さらに,生命科学と環境科学の知識と技能を総合的に活用することで,周囲と協働しながらさまざまな問題に主体的に対応できる能力を身につけた学生について学士の学位を授与します(生命環境学部ディプロマポリシーより抜粋)。
当学部は,2020年4月の学部?学科等の再編を節目にして,これまで培ってきた教育?研究力を生物資源科学部に継承していきますが,当学部をこれから巣立つ在学生や,既に巣立っていった先輩諸氏は,広島県内はもちろんのこと,グローカルな視点で熱意と行動力を兼ね備えた人材として社会で活躍できると確信しております。今後ともよろしくお願いいたします。