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経営情報学科4年生が「第22回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ」で論文賞を受賞しました

印刷用ページを表示する 2014年12月25日更新

第22回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(DPSWS2014)の概要

経営情報学科4年生の新田翔平君(舟入高校卒)と河本美穂さん(井口高校卒)が12月8日から10日に島根県松江市で開催された「第22回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(DPSWS2014)」において研究発表を行い,学会賞を受賞しました.

DPSWS2014は,専門分野の近い複数名の研究者による論文審査を通過した論文のみが口頭発表できる厳しい学会です.2名の学生は日頃から積み重ねた研究の成果が見事に認められその論文が採録されました.

また,さらに,審査の結果に基づいて,優秀な論文のみに授与される論文賞を受賞しました.
他の論文発表者の多くが企業の研究者や大学院生であったにも関わらず,受賞に至った事はまさに,2名の学生の日頃の努力が認められた結果であると考えられます.

優秀論文賞受賞「パブリックスペース設置型無線APにおけるダウンリンク帯域の不正占有対策(新田,重安)」

新田翔平君は近年急増するスマートフォントラフィックを携帯電話網からWi-Fi網にオフロードした際の不正帯域占有対策に関する研究成果を発表し,優秀論文発表賞を受賞しました.
新田君の研究発表風景

奨励賞受賞「被災情報の収集を目的としたDTNにおけるメッセージ到達率の向上と冗長送信数の削減を実現する自律的中継手法の提案(河本,重安)」

河本美穂さんは,災害発生時の通信回線の切断による通信不能状態においても,スマートフォンによるユーザ間のデータの中継を繰り返すDTN手法により,迅速に被災情報を収集できるシステムについて研究した成果について発表し,奨励賞を受賞しました.
河本さん発表風景

参考:第22回 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ (DPSWS2014)Webサイト