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作業療法学コースの3年生を対象に開講されている必修科目「精神障害治療学Ⅱ」の紹介をします。
この授業では,精神科病院や精神科デイケア,訪問看護,就労支援施設などで作業療法士が担当する代表的な疾患である統合失調症やうつ病,依存症などの精神疾患を持つ人々に対する作業療法について学びます。
本日の授業では,「依存症の理解と作業療法」をテーマに講義とディスカッションを通して学びました。
依存症は,病気になってしまったのは自己責任だと思われて,理解されにくい病気のひとつであり,理解されにくいことが回復の難しさにも繋がっています。
講義の中では内容に関連するアイスブレイクを通して,自分のこととして考え,学生同士で話す機会を持ちました。
講義の後には,依存症への理解が深まった,これまでと違った目線で見るようになった,自分や身近な人も気をつけたいといった感想が聞かれました。
依存症をはじめとする精神疾患は,いつだれがなってもおかしくない身近な病気である一方で,まだまだ正しく知られておらず,理解されにくい状況にあります。
そんな中,この授業を通して力強いサポーターが増えたことを心強く思います!
県立広島大学作業療法学コースでは,精神的な側面からもクライエントを理解し,サポートできるように,自分の心にも問いかけながら学びを深めていくことを大切にしています。
Webオープンキャンパスでは、作業療法学コース紹介や模擬授業、ゼミ紹介なども継続して視聴可能です。
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