本文
地域産業コースの加納慶太ゼミでは、6月22日(土曜日)、叡啓大学にて7大学の会計ゼミでの合同ゼミを対面およびオンラインによって行いました。参加ゼミは、広島修道大学:山ざき(山へんに竒)ゼミ、広島国際大学:景山ゼミ、広島経済大学:東ゼミ、関西学院大学:菅原ゼミ、弘前大学:内藤ゼミ、大阪成蹊大学:笠岡ゼミでした。
合同ゼミ第一部では、「学生の考える呉市のイメージについて」というテーマで各ゼミ混成チームによってグループワークを行いました。各チームのプレゼンでは、「海軍を基礎とした文化や街」や「自然を利用した観光」などのキーワードが出ました。オブザーバー参加いただいた小田晃士朗氏(呉市議会議員)からは現代のトレンドを取り入れた呉についてのフィードバックをいただきました。
第二部では、「呉?蒲刈町における企業経営?地域創生の現状と課題」というタイトルで、藤井聖氏(ビルックス株式会社代表取締役社長)にご講演を行っていただき、呉の企業文化、経営手法や蒲刈町の課題について詳細にお話しいただき、その後、学生を交えた活発な質疑応答が行われました。学生からは、閑散期である冬にどのようなビジネスを行うかのアイデアなどの意見が出ました。
合同ゼミ後に実施した参加学生へのアンケートでは,「他複数の大学の人と交流ができたり、意見を出し合えて貴重な体験になった」「日鉄撤退による呉市の観光業への転換について理解を深めることができた」「とびしま海道について、景色がきれいという話を聞いて、ぜひ行ってみたいと思った」「地域での出会いを大切にしながら地域の課題解決を行っているのが興味深かった」などのコメントが寄せられました。
今後、加納ゼミでは、夏に蒲刈町を訪れ実際に地域のビジネスや環境を体験し、提示された課題に対して解決アイデアのプレゼンを行う予定です。
(文責:加納)