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県立広島大学国際文化学科の学生が、Oral Presentation & Performanceイベントで英語劇『不思議の国のアリス再訪』(『Alice’s Adventures in Wonderland Revisited』)を上演しました
12月13日の日曜日、大学英語教育学会中国四国支部に関係する広島地区の7大学(広島市立大学、広島修道大学、安田女子大学、広島工業大学、広島国際大学、海上保安大学校、および本学)が集まって、第七回Oral Presentation & Performanceイベントを開きました。このイベントは、発表形式の活動を通じて英語力を高めようとそれぞれの大学が独自に行っている実践を報告しあうイベントです。今年は安田女子大学で開催されました。スピーチや英語劇、映画の吹き替え、英語の落語、チャンツなど、多彩なパフォーマンスが披露されます。学生たちはグループで発表することで、英語力はもとより、チームワークの重要さ、表現することの楽しみを学ぶことができます。同時に、他大学との交流によって様々な英語の勉強方法を知ることもできるのです。
今回の県立広島大学の出し物は、英語劇『不思議の国のアリス再訪』(『Alice’s Adventures in Wonderland Revisited』)です。2015年はルイス?キャロルの『不思議の国のアリス』が出版されてからちょうど150年目にあたります。この名作児童文学は今も世界中で愛されていて、聖書やシェイクスピアと同じように様々な場面で引用されています。この記念すべき年に、県立広島大学の英米社会文化論基礎演習の履修者チームで、『不思議の国のアリス』の原作に新しい解釈を加えた独自の短縮版『アリス』を上演したのです。お茶会と裁判の場面を中心にして、アリスの偽物が登場してアリスに罪を着せようとするというストーリーを独自に創作し演じました。
この英語劇は、英米社会文化論演習を履修する学生のグループにより上演されたものです。