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平成30年12月20日(木曜日)に作業療法学科の学生が中心となってコミュニティカフェを開催しました。このイベントは作業療法学科の西田ゼミの3年生4名が卒業研究の一環として開催しています。
コミュニティカフェは,「飲食を共にすることを基本に,誰もがいつでも 気軽に立ち寄り,自由に過ごすことができる場所」と定義されており,地域の人たちがお互いを知る機会を提供するものです。「知り合う」ことから「助け合う」関係へと発展し,地域の中の課題を解決する機能を持つことが期待されています。
今回のコミュニティカフェは,「音(おと)なりカフェ」というネーミングで全3回開催する予定です。場所は三原駅前の「はるのんカフェ」で,12月~2月までの期間に月1回開催します。
先日,12月20日に第1回目が開催されましたが,そのときは地域の方が8名参加され,クリスマスをテーマにロールケーキをデコレーションしたり,プレゼントの思い出を紹介し合ったりしました。また,マスターのロッシーさんによるミニライブでは,クリスマスソングをみんなで歌ったりしてたいへん盛り上がりました。
話の中では,育児ノイローゼや,地域の中の独居高齢者の問題なども話題として挙がり,コミュニティカフェの必要性や開設のための課題なども考えることができました。
1月は新年イベント,2月はバレンタイン企画を計画しています。楽しいイベントをしながら,コミュニティカフェ開設の課題について検討していきたいと思っています。
なお,このイベントは三原市の助成を受け,県立広島大学西田研究室が主催しています。