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急性期看護実習は,COVID‐19感染予防の観点からオンラインと学内対面式を組み合わせて実施しています。オンラインでは,テレビ会議システムを利用した双方向型?対話形式の学修を取り入れています。今回は,オンラインで実施した術後の観察について紹介します。
学生は,手術によって健康状態が日々変化する患者の情報を集め,知識を結集して術後の観察項目と手順書を作成します。実習室のカメラから自宅のパソコンにライブ中継された患者(シミュレータ)に対して,学生たちが考えた観察項目や手順を看護師役の教員に伝え,教員は学生の指示通りに実演します。学生は実演後の振り返りを通して,状況判断するための思考を整理し,臨地での実践はできなくても臨床判断能力を身につけています。
次回は学内対面式について紹介します。
実習室のカメラシステムを活用し,術後の観察を行っている様子