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総合臨床実習の直前対策として、4年生が身体障害領域の実技練習をしました。4年生は、4月12日から長期の臨床実習が始まります。この実習では、9週間×2回をかけて、今までの学修の総まとめとして、実際の臨床を通して、学内で得た知識や技能を結び付けていきます。
作業療法学生の臨床実習は、最近大きく変化しています。具体的には、臨床(作業療法)参加型と言って、臨床実習指導者である臨床の現場で働く作業療法士が所属するチームに加わり、見学したり、模倣にて参加したり、一部実際に実施させていただくような実習形態をとります。
臨床を通して学べる貴重な機会です。少しでも多くの学びにつながるように、また臨床経験の少ない学生の不安を少しでもサポートできるように担当教員による事前セミナーを開催しました。
県立広島大学では、アクティブラーニングを推奨しています。したがって、セミナーも知識を与えるのではなく、学生が自ら学ぶことをサポートするといった形で実施されました。今回のセミナーにおいても、自ら何が必要かを考え、それについて情報を収集して、教員とディスカッションする姿勢が見えました。
グループでそれぞれ話し合いながら進めています
少しでも上達しようと真剣そのものです
やってみながら工夫点を考えます。経験による学びです。
学びの多い臨床実習になることを願っています。
また、最後になりましたが、このような時期に学生の学びのために臨床実習をお引き受けくださいました臨床実習施設の皆様、臨床実習指導者の皆様に心から感謝申し上げます。
※県立広島大学作業療法学科では、臨床実習におけるCOVID-19感染対策として学科独自のガイドラインを策定し、学生にもガイダンスを通して周知しております。また、臨床実習施設の感染対策に従うよう指導しております。