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本学では前期すべての科目がオンライン授業となっています。
2年生の「診療に伴う看護方法論」では,診療 ( 診察?治療?検査 ) に伴う「安全」で「的確」な看護技術を修得し,対象者の心身に及ぼす影響を理解した上で看護の役割を考える力を修得することを目標にしています。
今回は「一時的導尿」の演習を行いました。
「一時的導尿」とは尿道から膀胱内に無菌的にカテーテルと呼ばれる管を挿入し,尿を排出させる看護技術です。
一時的導尿を行うためには,滅菌手袋の装着が必要不可欠となるため,滅菌手袋装着の手技をオンラインで確認しました。
全員カメラをオンにし,1人1人の手技を確認していきます。
パソコンの前で教員も滅菌手袋を片手に指導に熱が入ります。
直接手をとって指導することが出来ない日々が続いていますが,学生が理解しやすい演習となるよう教員も一丸となって授業を考えています。
コロナ禍が落ち着き,大学で実際に体験できる日がくれば,皆さんの賑やかな声で演習室がいっぱいとなるだろうなと待ち遠しい思いです。