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作業療法学科4年生は,2022年4月11日より6月10日までの9週間,総合臨床実習Ⅰ期に取り組みました。その成果を,6月16日~17日の2日間,実習セミナで発表しました。
作業療法学科?作業療法学コースでは,4年生になると,病院や診療所で9週間×2回の総合臨床実習を行います。臨床の現場での経験は,学生にとって大きな学びになります。そして,9週間の実習が終了するとセミナーを実施し,実習の振り返りや次の実習に向けての準備をするのです。
1日目は,事例(経験)報告会でした。4年生は,自分たちが実習地で経験したことやケースを通しての学びをA3,1枚の事例報告書にまとめ,パワーポイントを作成し発表します。それぞれ,異なる経験を積んでいますので,お互いの発表を聴きながら学びを深めていきます。
2日目は,4年生と3年生で実習についての情報交換会を実施しました。具体的には,ワールドカフェ方式で実施し,まずは4年生から領域別の実習の経験を話してもらい,情報の共有をしました。次に4年生と3年生の間で,実習に向けた準備として必要なことなどの情報交換をしました。最後に,実習生として必要なことを共有し,振り返りをして終了となりました。(画像はアート風に表現しています。)
(4年生が自分たちの経験を語っています) (活発な意見交換が行われています。)
(教員もファシリテートしながら聴いています) (楽しく和気あいあいとした雰囲気でした)
やはり,実際の現場である臨床での実習は,学生にとって大きな学びをいただけるようでした。クラスメートや3年生に語る4年生の表情が誇らしさを持っており,頼もしく成長を感じました。学年間を超えて一緒に学びあう。これも“けんひろOT”の強みですね!!
最後になりましたが,感染症のリスクもある中,万全の対策をとり実習を受け入れてくださいました実習施設の皆さんに心から感謝いたします。引き続き2期目もよろしくお願いいたします。
(※本セミナーは,感染対策に十分注意し実施されました。)