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経営学科の和田ゼミ(3年生)は平成25年度から毎年,観光庁等が後援する「大学生観光まちづくりコンテスト」に挑戦しています。今年度は,ゼミ生が2チームに分かれ,北陸ステージと大分ステージに挑戦しました。
このうち北陸ステージにエントリーしたチーム「激チャーリーズ」(女性3名)は,北陸地域の伝統文化に焦点を当て,日本の伝統文化への関心が高いアメリカ人やフランス人が職人などからモノづくりへの想いなどを聞き歩く旅行プラン「北陸アーティスト劇場」を立案しました。このプランの立案に先駆け,学生たちは8月6〜8日の3日間,富山県南砥市の井波彫刻,石川県輪島市の輪島塗,福井県坂井市の永平寺などを訪ね,職人や行政職員から聞き取り調査などを行いました。聞き取り調査をもとに学生たちがまとめたプラン「北陸アーティスト劇場」は,上位12チームが出場する本選には選ばれませんでしたが,本選に合わせて開催されるポスターセッション参加チームに選ばれ,学生たちは9月5日(火)に金沢アートホール(石川県金沢市)でその内容を発表しました。
北陸で感じた職人たちの伝統文化への熱い想い,夏休みを返上して取り組んだプランづくり,本選に進めなかったことの悔しさ,大人数の前での発表経験???。これらが彼女たちの今後の学生生活や社会人生活の糧になることを期待したいと思います。
(文責:和田)
現地調査の様子
プラン発表の様子