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「助産診断演習Ⅰ」(妊娠期)では,妊婦の助産診断と助産技術を学びます。
今年度は,助産学専攻科での初めての演習は,妊娠期のこの科目で4月中旬に行いました。
既に看護師免許を取得している学生です。
いよいよ助産の実践を学ぶと学生も意気込んで,演習に取り組んでいました。
現場では,1処置1手洗いが感染対策の基本です。
演習でも,学生のみんながどんなタイミングで手洗いが必要かについても意見交換をしていました。
今回の演習では,妊婦のフィジカルアセスメントの目的と観察方法と実施方法について,
学生が個人学習してきたものを持ち寄り,グループで作戦会議。
グループ毎に,学生が実技のデモンストレーションを含めたプレゼンテーションを行いました。
妊婦健康診査で観察?計測する項目は,そもそも何のために観察をするのか?の理解が必須です。
今回の演習では,妊婦の尿検査?浮腫の観察?腹部(子宮底長?腹囲)の測定,
腹部の触診,胎児心音の聴取について学びました。
シミュレーターを用いたり,妊婦体験ジャケットを自分たちが着て妊婦役になってみたりして実践しました。
この演習の学びを基に,学生たちは自己学習?練習を積み重ねていきます。
学生のプレゼンテーションの場面 妊婦模型でレオポルド触診法を説明している場面
妊婦の胎児心音聴取をしている場面 妊婦の胎児心音を聴取している場面
(超音波ドプラ診断装置による聴診) (トラウベによる聴診)