本文
(2019年に掲載された記事の復刻版です)
生命環境学部では、3、4年次の2年間、ずっと研究室に所属して「研究漬け」の毎日を送ります。
それだけを聞くと暗黒の2年間のようにも聞こえるかもしれませんが、実は逆です。研究室では、研究ばかりではなく、学内外問わず様々なイベントごとも企画されます。研究自体が面白いのはもちろんですが、研究室に来ること自体が楽しみで、当たり前のこととなり、それがまた研究の楽しさを倍加させ、どんどん研究にはまっていくことになります。毎日のように顔をあわせる研究室のメンバーとは、2年間の間に深い友人関係を築くことができるでしょう。
さて、今年度の新企画として、6月26日、梅雨に入る前を狙い、研究室対抗のソフトボール大会と親善バーベキューが行われました。
10年くらい前まではこうしたスポーツ大会もよく行われていたようですが、最近は完全に途絶えていました。それを復活させて、研究室を横断するようなコミュニケーションを通じ、研究活動を活発化させる....というのは表向きの理由。一番の目的は学生(+教員)に楽しんでもらうことです。
今回は記念すべき一回目ということで、動物の胚発生を中心に獣医学的な研究をしているグループ(阿部研、山下研、堀内研;チーム名(仮称)アニマルズ)対、分子生物学的手法を用いて理学部的な基礎研究を行っているグループ(菅研、八木研、小西研;チーム名セクシーゾーン)の対抗戦が行われました。試合は5回裏、2死満塁からの劇的な逆転サヨナラタイムリーでセクシーゾーンが8対9の勝利。
試合終了後は場所を移動してバーベキュー。庄原キャンパスには、キャンパス近くでバーベキューができる場所(農場など)もあります。3年生は2か月研究生活を送った後の様々な感想や情報の交換、4年生は就職活動の状況など進路に関するよもやま話。久しぶりに友達とじっくり話すことのできるひと時を楽しみました。
庄原キャンパスの実験系研究室は、「ゼミ」ではなく「ラボ(研究室)」と呼ばれます。正確には「ゼミ」もあることはあるのですが、研究室単位で行う週ごとのプログレスリポートや、英語論文の輪読会のことを指すようです。「ゼミ」とは違い、「ラボ」は、世界と勝負できる研究成果を上げるため、毎日休みなく年中活動します。
来年度、生命環境学部は生物資源科学部に衣替えされますが、その構成単位が「ラボ」である以上、そこで行われる活動は本質的に何ら変わることはありません。
澳门永利皇宫_亚博足彩app_中国体彩网の皆さんは、変化に戸惑うことなく、安心して、研究力で勝負する県立広島大学の庄原キャンパスを志望してください!