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人間福祉学コースでは、社会福祉士資格を取得のため「ソーシャルワーク実習」という実習があります。
Part11では、ソーシャルワーク実習に合わせて行う「ソーシャルワーク実習指導Ⅰ」の授業を紹介します。
ソーシャルワーク実習指導Ⅰは、1年生の後期から始まる授業で、次年度からはじまる実習に向け準備を行います。本学では、ソーシャルワーク実習Ⅰの目標を「利用者理解」に設定し、高齢、障害、児童の分野で実習します。
今回は、「利用者理解」を深めるため、障害当事者の方をお招きし、障害福祉サービスにつながるきっかけや、現在のグループホームでの生活やお仕事のこと、本人活動や自立支援協議会ことなどについてお話をうかがいました。講師の方から学生の皆さんに「人の役に立ちたいと思う相談員さんになってください」というメッセージをいただきました。
学生からは、「実際にサービスを利用されている方から見た課題をお聞きできたのがとても良い機会になった」「支援をうけているご本人から話を聞くことで、よりソーシャルワーカーの大変さとやりがいを知ることができた」などの感想があげられていました。
地域の中で積極的に活動されている講師のお話を伺い、勇気をいただきました。
次回も、学生の実習先や巡回訪問指導、実習の授業について紹介していきたいと思います。